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例)研究発表 生命科学科
[2015/11/02]
国際医療セミナー「日本で働きながら、国際医療の道にも」(開催報告)
  九州大学医学部医学科では、外部の先生をお迎えしてのセミナーや、地域の方に救急救命を広める活動、他大学の学生のPBL等、学生が主体となり様々な課外活動を行っています。この度、NPO法人Japan Heart 代表 吉岡秀人先生、九州大学病院 小児外科教室 吉丸耕一朗先生をお招きし、国際医療セミナー「日本で働きながら、国際医療の道にも」を行いました。
  
  このセミナーは、医学科6年生の竹原由里さんが九州大学基金の学生支援対象助成事業「学生の独創的教育・研究・社会貢献活動支援」に応募し、採択された「アジア医療の未来から将来のビジョンを生み出すプロジェクト」として開催されています。平成27年度の第2回目の「学生の独創的教育・研究・社会貢献活動支援」は、10名が採択され、医学部では竹原さんを含む3名の学生が採択されました。
   
   吉岡秀人先生は、アジアや世界で活動する敷居は昔と比べ下がっていることや、自分の人生を決めることの重要性を訴えておられ、非常に同感しました。また視野を狭くしてはいけないという言葉には、私自身も気が引き締まった思いを受け、参加学生も同様に感じているようでした。九州大学病院 小児外科教室 吉丸耕一朗先生は、大学院生として研究と、国際医療ボランティアという両道を歩んでおられます。生き生きと今後のビジョンを語られ、新しいスタイルのロールモデルとして学生には非常に刺激になったのではと思います。
  
  今回の企画に参加した学生の今後に期待し、また注目していきたいと思います。
(医学教育学講座 菊川  誠)

国際医療セミナー 「日本で働きながら、国際医療の道にも」を終えて

学生企画代表 医学科6年 竹原侑里

  平成27年10月4日(日) 14時より、NPO法人Japan Heart 代表 吉岡秀人先生、九州大学病院 小児外科教室 吉丸耕一朗先生をお招きし、「私の歩む『私の』20年〜ミャンマー20年の医療活動から見つめる〜」と題したイベントを開催させていただきました。

  NPO法人Japan Heartはミャンマー・カンボジアや日本の僻地等での医療支援、親を失った子どもや貧困に苦しむ子どもたちのための養育施設の運営、小児がんの子どもたちの思い出作りの支援を行っている団体です。体だけでなく”こころ”も救う医療をしたい、と小児外科医・吉岡秀人が設立し、今年で11年目となります。
  また、短期ボランティアを多く受け入れており、医師、看護師、また医療職に限らない分野から毎年のべ500人以上が参加しています。学生ももちろん例外ではありません。

  そのボランティアに参加したときに吉岡先生とお話しし、「国際協力」のあり方を考え直すきっかけとなりました。
長期で活動する人材が必要である一方で、それが必ずしも唯一の関わり方ではないのではないか?
人それぞれが自身の興味を持つ分野への関わり方を見つめ直すきっかけになれば、と思い開催に至りました。

  当日は、吉岡先生の講演会で第一部が始まり、第二部は吉岡先生とJapan Heart短期ボランティアに医師として毎年参加し続けている吉丸先生を迎えての熱いディスカッションの時間となりました。
  最後の第三部は参加者自身が思いを述べる場としてワークショップを設け、肩の力を抜きながら「20年後、そしてそのために今何がしたいのか」について本音を語り、大盛況でイベントを終了致しました。

  講演会の中で「たとえ死んでも、心が救われる医療」という吉岡先生の言葉がありました。
日本における医療で当然であることも、一歩外に出てみるとそうではありません。「国際協力」や「ボランティア」という言葉に対しても正しい一つの答えもないのだと。第二部では吉丸先生自身も長期で活動できない歯がゆさはありながら、大学病院での研究を活かす道がある、というお話もありました。
  既にあるものに捉われないこと、そして、そのために常にアンテナを外に張ること。
先生方のメッセージ、そして参加者の方々同士の交流がそれぞれの「20年後」へのヒントとなれば幸いです。

  最後になりましたが、イベントをご支援して下さいました九州大学基金の皆様、医学教育学講座の菊川誠先生にこの場を借りて感謝申し上げます。

 

セミナーの様子
参加者


  九州大学基金ウェブサイト 

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