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例)研究発表 生命科学科
[2018/06/19]
慶尚(キョンサン)大学校国際交流(クリニカルクラークシップ)
  九州大学医学部医学科では、韓国の仁済(インジェ)大学校医科大学、慶尚(キョンサン)大学校、釜山(プサン)大学校の3大学と学生交換交流を実施しており、平成30年4月9日(月)~5月12日(土)の期間に医学科6年生2名が、慶尚(キョンサン)大学校を訪問しました。

 現地では英語を使用し、授業外の時間も韓国の学生と食事を共にするなど交流を深めています。

国際交流 (医学研究院のウェブサイトへリンクします。)
慶尚大学校での実習を終えて
 
医学部医学科6年 園田 匡史
 
 
 
 
  4/9〜5/12にかけて、韓国の慶尚大学校にて5週間実習をさせていただきました。海外で臨床実習をする貴重な機会であり、記憶に残る有意義な時間を過ごすことができました。
  
  以下、来年度以降の実習の参考になれば幸いです。
 
 
習について
  消化器内科、循環器内科、小児科(2週間)、放射線科にて実習をさせていただきました。多くの学生が私たちの存在を認識してくれており、どの診療科でも翻訳含め様々な場面で助けてくれました。先生が私のために英語で講義をしてくださることもありました。韓国では医学用語に英語が多く用いられており、医学英語を学ぶいい機会になったと思います。
  また医学生実習の違いも感じました。学生は日々割り当てられた担当患者についての症例発表を行っており、日本の医学部生よりもはるかに多くの課題が課されていたように思います。みな優秀かつ積極的な姿勢で実習に臨んでおり、非常に刺激になりました。学生同士の仲がよく、切磋琢磨して勉強していたのが印象に残っています。
 

 
活について
  寮のゲストルームにて2人で生活しました。きれいで環境も整っており、基本的に生活で困ることはありませんでした。インターネットに関してはやや繋がりにくいので、ポケットwi-fi等何らかの準備をしていくのが無難かと思います。また韓国語が読めずに困ることが多いので何らかの翻訳アプリを入れておくべきです。食事は、朝と昼に関しては寮の食堂にて無料で食べることができました。
 
  そしてほぼ毎日と言ってもいいほど学生や先生方が食事に誘ってくださったため、あらゆる韓国料理を嗜むことができました。本場のサムギョプサルは格別に美味しかったです。他にもタッカルビやクッパなどを食べました。
  
  また晋州は日本と関わりの深い街であるため、ある程度その歴史を学んでから向かうことをお勧めします。病院から徒歩20分ほどの所に晋州城があるので実習の空き時間等に観光するといいと思います。
  
由時間の過ごし方
  週末には慶尚の友達から情報収集をして、晋州市外(全州、釜山、慶州、ソウル)へ旅行しました。
慶尚大学校は釜山、ソウルなど晋州以外の地域出身の学生が多いので、友達が様々なことを教えてくれました。予めおすすめの場所を聞いて行ったので、何も知らずに観光するよりもはるかに楽しめたと思います。また友達が一緒に来て案内してくれた週もありました。
 
 
後に
  医学を学びながら異文化に触れ、多くの友人と親切な先生方に恵まれた5週間でした。突然訪れた私たちを受け入れてくれ、面倒をみてくれた韓国人の人の良さを感じました。言葉が通じない、文字が読めない環境で5週間も暮らす機会はそうないと思います。興味のある方はぜひ参加してみてください。多くの学生と交流したい方には慶尚大学校はおすすめできると思います。
  
  最後にこのような機会を与えてくださった康教授、準備に関わってくださった学生係の方々、慶尚大学校の先生方にお礼申し上げます。ありがとうございました。
 
  

 

 


  
慶尚大学校での実習を終えて
 
医学部医学科6年 簑田 章
 
 
 
  今年度、クリニカルクラークシップの第1期(4/9~5/12)に、韓国の慶尚大学校に留学させていただいた。5週間という長期間に及ぶ留学であり、毎週別々の科を回らせていただき、産婦人科、放射線科、消化器内科、皮膚科、循環器内科の計5科での実習を行うことができた。それぞれの科に配属されている学生たちとともに実習をしていく中で、九州大学病院ではしたことのない経験をさせていただいたり、学生たちと交流する中で日本と韓国の文化の違いを目の当たりにすることができた。初めは戸惑うことも多かったが、振り返ってみると、とても充実した留学であった。
 
習について
  慶尚大学校医学部は4年制から6年制へ変更している最中であり、現在の3、4年生までは4年制が適応する学年であり、私たち日本の医学生の5、6年生に相当する。つまり、慶尚大学校では3年生から実習が開始され、メジャー科を中心に回っている。そして4年生でマイナー科を主に回るという実習体制である。いずれの科でもPresentationや、CPXというOSCEで行うような医療面接など、実習内容が大変充実しており、学生たちが積極的に実習に臨めるようなシステムになっていた。また、毎日午後4時から6時にかけてCase Conferenceが3、4年生の学生全員を対象に行われており、学生たちにとって医学を学習するとても良い環境が整っていると感じた。私が回った科ではいずれも大変充実した実習を行うことができたが、それぞれの科で特に印象に残ったことを書いていきたいと思う。
  産婦人科では手術の見学もさせていただいた。手術室では学生たちは手術台のセッティング、患者さんのベッド移動、その他の雑務もしていた点が印象的であった。また、一人の先生に対する外来患者の数が大変多く、外来見学ではその多さにとても驚いた。
  続いて、放射線科ではTACEの見学をさせていただいた。私は残念ながら九大病院ではTACEを見学したことがなかったのでとても勉強になった。他にもエコー実習で頚部、腹部をエコーで見る練習も行った。
  3週目の消化器内科では、その週は偶然学生が回っていない時期であり、先生方に付いて回り、内視鏡検査を見学することとなった。連日10件以上の内視鏡検査を見せていただく中で、毎日様々なことを体験、学習することができた。またERCPも見学でき、その中でもかなり大きい胆石を摘出した症例はとても印象に残っている。
  皮膚科では、4年生の学生と実習を行った。皮膚科でとても印象に残っているのは、韓国の学生が自身の顔にレーザー治療を受けているところを見たことである。また、CPXにも参加させていただいたことも良い経験であった。
  循環器内科では心電図の読み方の基本を先生が大変丁寧に教えてくださり、改めて心電図を学習する良い機会となった。
 
 
生交流について
 
   慶尚大学校の学生たちはとても英語が堪能であり、日常会話には全く困らず、また実習の中でもconferenceや先生の説明が韓国語中心で行われた際にも、英語で説明してくれたのでとても助かった。また、学生たちは大変親切で、実習のみならず、昼休みや実習後には病院周辺のレストランに何度も連れていってもらえたので、韓国の伝統料理はほぼすべての種類を食することができたように思う。どの店の料理もとても美味しく、再び韓国に旅行した時にはもう一度食べたいと感じさせるものばかりであった。病院の周りにはカフェも多く、時間のある時にはカフェに一緒に行って雑談したりと、とても楽しい時間を過ごすことができた。
 
後に
  今回のような1か月以上の海外留学は初めてであり、実習はもちろんのこと、週末には韓国各地に旅行に行くことができ、大変貴重な経験をすることができた。韓国には以前も何度か旅行に行ったことはあったのだが、長期間滞在することで、より韓国の伝統文化に触れることができ、さらに旅行等を経て韓国の歴史についての理解も深まった。釜山、ソウルでの観光では仲の良い学生たちが案内してくれて、大変思い出に残る旅行をすることができた。慶尚大学校の学生たちには本当にお世話になり、彼らのお陰で大きな問題もなく今回の留学を終えることができたと思う。この留学プログラムでは毎日が新たな経験の連続であり、充実した日々を送ることができ、私の人生にとって大きな糧となったと強く感じている。興味を持った方がいれば是非参加していただきたいと思う。
  
  最後になりましたが、今回の留学の機会を設けてくださった康先生、慶尚大学校の先生方、学生たちに心より感謝申し上げます。
 
 

  

 

 

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