学生生活

2018年07月23日

その他

ロバートウッド ジョンソン医科大学 岩田勲先生 「米国臨床研修についての講演会」

 
  平成30年6月28日(木) 17時30分より、臨床小講堂2においてDivision of General Internal Medicine, Department of Medicine, Rutgers Robert Wood Johnson Medical Schoolの岩田勲先生による講演会「米国における卒後医学教育システムの実際」が、九州大学病院臨床教育研修センター・医学研究院医学教育学講座の共催で開催されました。
  
  岩田勲先生は平成6(1994)年に九州大学医学部をご卒業後、九州大学病院 第一内科(病態修復内科学分野)にて研修を受けられ、その後医学部附属統合教育実習センター助手を経て、平成15(2003)年より米国へ留学されました。ハーバード教育学大学院修士課程を修了した後、米国医師国家試験に合格され、米国での内科レジデンシー、老年科フェローシップを修了し、現在はロバートウッド ジョンソン医科大学にて教官としてご活躍中です。
  
  講演において岩田先生は、米国における卒後教育システムについての概略、実際の教育内容、評価についてわかりやすく話されました。現役で海外で活躍されている先生の講演は、海外の医療現場に関心を持つ医学生、初期・後期研修医、大学院生にとってその実際を知る貴重な機会となったようであり、講演の後には、既に海外留学を経験したことがある人も含めた参加者による活発な議論が行われました。

  この講演が海外の医育機関で研鑽を積むことを希望している医学生、若手医師の一助となり、九州大学における国際化、海外研修を更に推進するきっかけとなれば幸いです。         
文責:医学教育学講座講師 菊川 誠
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