学生生活

2018年09月13日

その他

徳本秀哉さん(医学科6年生)が第50回日本医学教育学会において優秀賞を受賞しました

  本学部医学科6年生 徳本秀哉さんが「第50回日本医学教育学会大会」のポスター発表で優秀賞を受賞しました。
  日本医学教育学会は、医学教育に関する研究の充実・発展ならびにその成果の普及を目的として昭和44年(1969年)に設立された学会です。

  8/3(金)から8/4(土)にかけて、東京医科歯科大学において開催され、徳本さんは 『「屋根瓦を学生にも!」医学部学生による高校生への医学教育実践の試み』というタイトルで発表を行い、高評価を得て優秀賞を授与されました。

   この度、徳本さんから受賞について寄稿を頂きましたので、ぜひご覧ください。
 

 
  8月3、4日に東京医科歯科大学にて開催された、第50回日本医学教育学会大会に参加しました。学会において、私は学生セッションでのポスター発表をさせていただきました。ポスター発表の内容は、高校生向けに行った医学レクチャー「ドクター入門」について、医学部学生の学習への影響を解析したものです。発表時間は発表4分、質疑応答2分とかなり短く、要点をまとめるのに苦慮しましたが、菊川先生、金澤先生に熱心にご指導いただいたおかげで、満足のいく発表をすることができました。
  
  学生セッションにおいては、他大学の学生による医学教育に関わる様々な活動の様子を見ることができ、大きな刺激を受けました。また、企業ブースで最新の機器を見学したり、レクチャーに関するワークショップに参加したりと、大変貴重な経験をすることができました。学会の最後には、私の発表が優秀演題に選ばれ、表彰までしていただき、忘れられない思い出となりました。
  
  学会でお会いした先生方が仰っていたように、医学教育というのは大学のみで行われるものではなく、全ての病院において日常的に行われるものであるということを、改めて認識しました。それ故、このような医学教育について自覚的に取り組み、共有する場がいかに重要かを感じることができました。今後医師として働いていく上で、今回の学会に参加した経験は非常に有益なものになると思います。
  
  最後になりましたが、学会での発表の機会を与えてくださり、指導してくださった九州大学医学教育学の菊川先生、金澤先生に深く御礼申し上げたいと思います。

九州大学医学部医学科 6年 徳本秀哉
  
  
 

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