学生生活

2025年08月08日

国際・留学

ドイツ グーテンベルク大学病院 麻酔科での臨床実習報告(クリニカル・クラークシップ)

「クリニカル・クラークシップ」とは、学生が医療チームの一員として診療・治療に参加し、臨床能力を身につける臨床実習方式のことです。

九州大学医学部医学科では、6年次の臨床実習時に海外での短期留学プラグラムを行っており、ドイツのマインツにあるグーテンベルク大学(Johannes Gutenberg-Universitaet Mainz)の麻酔科への短期留学を、九州大学病院麻酔科が主体となって実施しています。

この短期留学プログラムは、グーテンベルク大学麻酔科のヴェルナー教授、ならびに福井 Dunkle 公子先生のご好意により実施されているもので、教育プログラムも充実しており、外科系各科の麻酔を臨床に則した形でしっかりと学ぶことができます。

本記事では、2024年7月22日から8月2日にかけて短期留学を行った4名の学生の報告を掲載します。

上江洲智恵子さんの実習報告

ヨハネス・グーテンベルク大学での実習を終えて

2024年7月22日から8月2日まで、ドイツのマインツにあるヨハネス・グーテンベルク大学病院の麻酔科で臨床実習に参加させていただきました。行く前は、私にとって初の海外長期滞在で、ドイツ語が十分にわからないことやマッチング試験を控えていることから、不安もありましたが、結果的にドイツでの生活は非常に刺激的で、充実した日々を過ごすことができました。

実習

2週間のうち、1週目は福井先生がいらっしゃる脳神経外科、2週目は泌尿器科で実習を行いました。

脳神経外科では、福井先生から麻酔の流れについて説明を受け、実際に見学しました。現地の先生方からの説明をうまく聞き取れなかったり、緊張して質問を躊躇してしまったりしたこともありましたが、福井先生にすぐに質問できる環境は心強かったです。

泌尿器科では、チーフのPauline先生が毎朝担当の先生を紹介してくださり、その先生方の指導のもとで実習を行いました。ダビンチを用いた手術に加えて、小児の手術、腎移植など、さまざまな手術の麻酔を学ぶことができました。また、静脈ルート確保、マスク換気、ラリンジアルマスク挿入、胃管挿管、抜管といった手技を多く経験することができました。先生方や麻酔看護師から、毎回アドバイスやフィードバックをいただき、安心して取り組むことができました。手技を経験したいと伝えることの重要性を実感しました。

マインツの街並み

マインツの街並み

Dr. Pauline との写真

Dr. Pauline との写真

英語

実習中は英語でのコミュニケーションが基本でした。先生方は親切で、麻酔薬や人工呼吸器の仕組み、今行った処置の理由を丁寧に教えてくださいました。時には紙に書いたり、翻訳アプリを使ったりして説明してくださり、理解を深めることができました。聞いたことを理解はできても、自分の思っていることや質問したいことを伝える英語力がないことも多く、もっと英語を勉強しなければと強く感じました。控室では、先生や看護師が積極的に話しかけてくれて、日本のことを聞いてくれたり、ドイツのおすすめの場所やレストランを教えてくれたりして、多くの出会いや発見がありました。

生活

Airbnbを利用して、班員4人でキッチンや洗濯機、Wi-Fiが完備された部屋を借りて生活しました。ドイツの家は一般的にクーラーがないそうで、とても暑く感じました。初日は暑さと虫刺されで眠れず、この宿で2週間過ごせるか不安で頭を抱えました。ドラッグストアで虫よけスプレーを購入してからは、睡眠の質が抜群に上がりました。

また、風邪をひいて日本から持参した薬を使い果たし、薬局(apotheke)で薬を購入する経験もしました。ドイツでは風邪をひくとまず薬局に行く習慣があり、薬局の数も多かったです。翻訳アプリを使って症状を伝え、ハーブ系のシロップを勧められ購入しました。ドイツではハーブが一般的に使われており、ドラッグストアには多くの種類のハーブのど飴が並んでいました。

このようなハプニングもありましたが、近所のスーパーでさまざまなソーセージ、チーズ、ビール、パンを購入し、ドイツらしい食事を楽しむことができました。実習後には病院付近を散歩したり、電車でハイデルベルクやリューデスハイムを訪れたりと、さまざまな景色や文化に触れることができました。日本とドイツの文化や生活の違いを実感し、どれもが貴重な経験となりました。

ハーブシロップとのど飴

ハーブシロップとのど飴

最後に

拙い英語ながらも積極的にコミュニケーションを取ることを目標にし、一瞬一瞬を無駄にしたくないと必死だった2週間でした。福井先生がドイツで働いている姿を見て、医師になってからも再度留学したいと強く感じました。より一層、医学と英語の勉強に励み、将来の準備をしていきたいと思います。

福井先生、Werner教授をはじめ、ヨハネス・グーテンベルク大学病院の皆さま、九州大学麻酔科の方々、学生係の方々、一緒に参加した同期、携わってくださったすべての方にこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。

福井先生との懇親会

福井先生との懇親会

川口栞奈さんの実習報告

私は2024年7月22日から8月2日までの2週間、ドイツのヨハネス・グーテンベルグ大学で麻酔科の臨床実習をさせていただきました。これまで海外へ行ったことがなかったので期待も不安もありましたが、大変だったことも含めてとても充実した時間を過ごすことができたと感じています。約3週間の滞在で私が経験したことをここでご報告させていただきます。

生活

私たちは、病院からバスで30分ほどの屋根裏部屋を借りて2週間生活しました。夏は21時過ぎまで明るく、時差ボケと合わせて不思議な感覚になりました。またドイツは日本ほど暑くないためクーラーが普及しておらず、網戸もない家が多いようで、虫にたくさん刺されてしまいました。日本では必需品となっている電子レンジもあまり使われておらず、代わりにオーブンが主流であることも知りました。家での食事は、スーパーで豊富に並ぶハムやビールを楽しんだり、日本食が恋しくなった時には持参したお米やお味噌汁を食べたりもしました。ドイツは環境大国で、ベジタリアンやオーガニックの商品やお店を多く見かけました。街中に英語表記は少ないものの、ドイツでは若者を中心に英語を話せる人が増えているようで、多くの病院スタッフや街で出会う方々は英語で対応してくれました。

マインツは静かで自然が多く暮らしやすい街でしたが、ヨーロッパ滞在中は貴重品を分けて持ったり、AirTagをつけたりして盗難対策を行っていました。今回は盗難などの被害には遭いませんでしたが、イギリスからドイツへ移動した飛行機でロストバゲージを経験した(荷物はその日のうちに届けてもらえました)ので、そうした備えが必要であることを実感しました。

マインツ中央駅

マインツ中央駅

実習

グーテンベルク大学病院では、手術を行う診療科のそれぞれに麻酔科の先生がいる形になっていて、2週間の実習のうち1週目は全員で脳神経外科を回りました。九州大学を中心とした日本の医学生を受け入れてくださっている福井先生から、麻酔科のことだけでなくドイツと日本の医師の働き方や実習制度の違い、文化の違いなどについてもお話を聞かせていただき、手技の練習もさせていただきました。患者さんの精神面と効率化のために手術室の隣の別室で麻酔を行うことや、ドイツの社会制度で医療現場には実習生や研修生が当たり前に参加していること、スタッフも患者さんも日本人と比べて体格がとても大きかったことなど、日本での実習と異なる部分も多く貴重な経験ができました。

2週目は1人ずつ分かれての実習で、私は一般腹部外科に配属されました。英語しか話せない環境に1人でいるのは心細かったですが、たくさん手技を経験させてくださる先生や、私の拙い英語力を気にせず積極的に会話をしてくださる先生方のおかげで、非常に充実した1週間を送ることができました。今後は英語の論文を読んだり外国の先生方と関わったりする機会も増えると思うので、もっと英語の勉強もしていきたいと感じました。

大学での昼食はベーカリーや学食を利用しました。学食のメニューは2、3種類で、必ずベジタリアンメニューがありました。ドイツは昼食がメインとのことで日本より量が多く、私は量り売りのサラダバーやスープとベーカリーのパンを組み合わせることが多かったです。

末梢静脈路確保の練習

末梢静脈路確保の練習

観光

放課後や帰国前にはフランクフルトを訪れ、ドイツらしい建築と高層ビルが隣り合う景色を見ながらショッピングやスイーツを楽しみました。フランクフルトまではマインツ中央駅から電車で40分ほどで行けました。

また、週末を利用してロンドンとベネチア、ミラノを観光しました。映画や絵本、テーマパークに迷い込んだかのような素敵な景色をたくさん見ることができて、ヨーロッパを満喫することができました。陸続きではあるものの電車だと時間がかかるので飛行機を利用したのですが、ロストバゲージを経験したり、格安航空で日本では見られないような荒い対応があったりしたのも思い出の1つです。

週末に訪れたベネチア

週末に訪れたベネチア

最後に

海外経験がない中でヨーロッパに3週間滞在するのは不安も大きかったのですが、学生のうちに海外へ行ってみたい、海外の医療現場を体験してみたい、という気持ちが強く参加することを決めました。実際に参加してみて、麻酔科の知識や技術はもちろん、文化や医療制度の違いを学ぶことができ、また機会があれば医師になってからも留学してみたいと思うようになりました。コミュニケーションが取りづらい環境で必死に英語やジェスチャーを使った経験も、自分を一回り成長させてくれたと思います。もし海外実習を検討している方がいれば、ぜひ積極的に参加してみてほしいです。

最後になりますが、福井先生はじめ実習を受け入れてくださったグーテンベルク大学の皆さん、九州大学麻酔科の先生方、海外実習へ行かせてくれた両親、その他にも私を支えて応援してくださった方々にこの場を借りて心より御礼申し上げます。

中村晴香さんの実習報告

ヨハネス・グーテンベルク大学での実習を終えて

中村 晴香

私は2024年7月22日から8月2日にかけて、ヨハネス・グーテンベルク大学病院麻酔科での2週間の臨床実習に参加いたしました。留学の橋渡しをしてくださった福井先生には、現地でも実習や生活の上で大変お世話になり、心より感謝申し上げます。ここでは、マインツでの実習や生活について、ご報告いたします。

〜生活〜

マインツに到着して最初に苦労したのは、バスの乗り方でした。切符の買い方が分からず、バスの中で車掌さんに話しかけてみたものの英語が通じず、しまいには4人分のところを5人分の切符を買わされてしまうという幸先の悪いスタートを切ってマインツでの生活はスタートしました。しかし実習が終了する頃には、マインツを離れることが寂しくなるほど、マインツは素晴らしい街でした。

マインツはドイツの中でも温暖な地方にあたりますが、7月でも30度を超えることは珍しく、穏やかな気候でした。特に朝バスを待っている間は肌寒かったのが印象的でした。私達はエアビーというアプリで家を借りましたが、マインツの家の窓には網戸がなく、またエアコンも付いていないのが一般的でした。日本との生活の違いを実感する一方で、網戸がないために家の中に虫や蚊が入ってくることも多く、全員が蚊に刺され、ドラッグストアに痒み止めや虫除けスプレーを買い出しにいったのも、忘れられない思い出です。

また、夏のマインツは22時頃まで外が明るいままでした。日が長いことを利用し、実習終了後にマインツ市内を散策するのが日課となり、大学病院から近いマインツ大聖堂や聖シュテファン教会を訪れることができました。マインツ市内はピンク色やパステルカラーの建物が多く、街歩きするだけで心躍るような素敵な街でした。

マインツ大聖堂とビール

マインツ大聖堂とビール

〜実習〜

私は福井先生が所属される脳外科の麻酔科で、2週間連続して実習を行いました。1週目は英語を聞き取るのに苦労し、ドイツでの実習に慣れるのが精一杯でしたが、2週目からは少しずつ実習にも慣れ、先生方と英語での会話もできるようになりました。手技に関しても、ルート確保や気管挿管に挑戦させていただき、やり方を現地の先生に非常に丁寧に教えていただきました。

ドイツの麻酔科は、日本のように麻酔科医があらゆる診療科の麻酔を担当するのではなく、診療科ごとに専属の麻酔科医がいる体制でした。また、オペ室の前に麻酔室という部屋があり、そこで患者に麻酔を導入した後にオペ室へ運ぶという流れで手術が始まります。手術終了後はリカバリールームという急性期の合併症を観察する部屋に運ぶため、患者が手術室に滞在する時間が短く、手術の回転率が高いのが印象的でした。時折ドイツ語で話しかけられることがあり、また先生方がドイツ語で談笑されているのを見て、ドイツ語が理解できたら良いのにと思うことも多々ありました。

ルート確保の練習

ルート確保の練習

〜休日・観光〜

実習の前後や土日には、イギリス、イタリア、オーストリアを訪れました。どの国もパステルカラーの建物や技巧を凝らした建築がとても美しく、まるで絵画のような街並みでした。特に、イタリアのミラノ大聖堂は巨大な柱に何千もの銅像が装飾され、荘厳な雰囲気に圧倒されました。また、ミラノ大聖堂を訪れたタイミングでミサが始まり、美しいオルガンの演奏や聖歌を聞くことができ、非常に思い出深い体験となりました。イギリスではノッティング・ヒルの市場で掘り出し物を探し、オーストリアではオーストリア料理を堪能することができました。

今回の旅行で一つ後悔していることは、ヨーロッパの歴史や宗教について十分に勉強していかなかったことです。各地の教会や宮殿、城などを訪れましたが、その歴史的意義を理解せずにいたため、もっと事前に王室の歴史やキリスト教について学んでおけば、訪れた場所をより深く理解できたのではないかと思います。次にヨーロッパに行く機会があれば、世界史を改めて勉強し直して行こうと思います。

ミラノ大聖堂

ミラノ大聖堂

オーストリア料理

オーストリア料理

〜英語〜

私はこれまで英会話を本格的に学んだことはなく、英語の勉強も大学受験でストップしていました。今回の海外実習に参加するにあたり、今の英語力では十分に実習を楽しめないと思い、5年生の間から英語学習アプリ等を利用して英語力の向上に励み、多少は英語を使える状態で実習に臨むことができました。現地では、1週目は聞き取れなかった英語が2週目には理解できるようになり、やはり英語力を向上させるには英語圏で実際に英語を使うのが最も効果的だと感じました。ただ自分の言いたいことを全て伝えられたわけではなく、英語をもっと自在に操れたらという悔しい思いもありました。日本に帰ってからも英語の勉強を続けたいと思います。またマインツの先生方は医療英語を使って当たり前のように英語で説明してくださり、衝撃を受けました。病院以外の観光地やカフェでも、英語で話しかけられることが多く、日本の外では英語が話せることが当たり前だと実感しました。

今回の海外実習では、4人中3人がロストバゲージに遭遇するなど、日本では経験しないようなトラブルにも見舞われました。しかしそのようなアクシデントも旅の醍醐味であり、今回の実習を通じて、渡航前に比べて大きく成長できたと感じています。改めまして、福井先生をはじめ、ヨハネス・グーテンベルク大学でお世話になった先生方に心より感謝申し上げます。

中島歩さんの実習報告

ヨハネス・グーテンベルク大学での実習を終えて

中島 歩

2024/7/22〜8/2にかけて、ドイツ連邦共和国マインツ市にあるヨハネス・グーテンベルク大学病院の麻酔科で行われた2週間の臨床実習についてご報告致します。今まで海外旅行は何度か行ったことはありましたが、今回のような海外での留学・実習は初めてで初めは不安や緊張もありましたが、福井先生や麻酔科の先生方のおかげでとても充実した、学びある2週間となりました。

生活

マインツではAirbnbで班員4人で1つの宿を借り、1人1部屋と共用のリビング、キッチンなどがついていました。病院まではバスで1回乗り換えて30分ほどで、マインツ中央駅で乗り換えだったので、実習終わりには毎日駅の周りのスーパーやカフェなどで食料やお土産を調達して帰っていました。7月のマインツは最高気温が25〜28℃ほどで比較的涼しかったのですが、ドイツの宿には基本的に暖房器具はついているものの、エアコンがなく、窓を開けておくスタイルだったので、毎晩暑さと蚊と闘ってました。食事は、朝は前日調達したヨーグルトやフルーツ、昼は病院の学食やベーカリー、夜はハムやパスタ、日本から持っていった米やカップ麺などを食べていました。ドイツでは昼食がメインとなるらしく、学食はどのメニューもとても量が多くて食べ切るのが大変でした。学食のメニューの種類も毎日変わって、5ユーロほどで食べることができたので満足感がとてもありました。

学食

学食

実習

ドイツでは日本と違って病院は診療科ごとに建物自体が分かれており、麻酔科の先生方も各科に分かれていて、全ての科の麻酔科の先生が集まる機会は月に1回ほどしかないそうです。1週目は4人全員で脳神経外科を回り、福井先生から麻酔の流れや薬剤について解説していただき、マスク換気やルートを取ったり体位を変換したりなどの手技の練習をさせていただきました。2週目以降は1人ずつ脳外科、産婦人科、一般腹部外科、泌尿器科に分かれて実習を行いました。朝7時40分ごろに麻酔科の控え室に集合してミーティングに参加し、その日の症例の説明を受け、班員と話し合って各手術室に分かれて麻酔の導入を見学します。その際、担当の先生のご指導のもとマスク換気や胃管挿入、ルート確保などの手技に挑戦させてもらいました。麻酔に使用する器具や薬剤は日本とほとんど同じだったので、事前に九大の麻酔科のクリクラで勉強させていただいたことが非常に役立っている事を実感しました。ドイツでは麻酔科専門の看護師が1人ついている点や、効率を良くするために手術室の前に麻酔部屋を設けている点が日本と異なっていました。そのため手術の回転率がとても高く、手術が終わってから次の手術が始まるまで(麻酔の導入が終わるまで)30〜45分ほどで、午前中だけでも2.3件は麻酔の導入を見ることができました。お昼頃になると、麻酔の導入が終わったタイミングなどで適宜昼食をとり、また手術室に戻って手術を見学しました。

英語

ドイツでは基本的に英語でコミュニケーションをとっていました。ドイツ人は英語が堪能な方が多く、買い物やレストランなどでの日常会話程度の英語では困ることはありませんでしたが、まれにドイツ語しか話せない方もいました。マインツの初日でバスに乗った際、バスの運転手さんとのコミュニケーションがうまくいかず、4人分のチケットを買うつもりが5人分買ってしまって無駄になってしまったので、もっとジェスチャーでアピールすれば良かった、、ドイツ語の簡単な挨拶と数字くらいは覚えていけば良かった、、と感じております。また、実習でのコミュニケーションに関しては、苦労しました。ドイツ先生方は当たり前のように医学英語も流暢に話すことができ、麻酔中にも丁寧に教えていただきました。先生方は本当に優しく、わからない単語を尋ねたら簡単な単語で言い換えてくれたり、翻訳してくれたりして、なんとか内容を把握することができました。しかし、先生の中には我々の知識レベルがわからないから質問してほしいと言っていただくこともあり、最初は医療英語がわからなくて質問を躊躇してしまったりしてしまったので、やはり将来のためにも医学用語を勉強するべきだと実感しました。また、医学用語の勉強だけでなく、躊躇することなくとりあえず伝えようとする努力をする姿勢も同じくらい大事だと気づきました。この学びは海外旅行をするだけでは経験することができない貴重な学びだと思うので、今後に活かしていきたいと思います。

最後に

この2週間のドイツでの実習は、医学の知識はもちろん、英語力やコミュニケーション能力、文化交流の素晴らしさなどあらゆることを学び、人として大きく成長することができたと感じています。今回の実習での学びを、これからの残りの大学生活、さらには医師として働く上で糧にし、将来海外留学に挑戦してみたいという思いが強くなりました。最後になりますが、ドイツでの実習をコーディネートしていただいた福井先生をはじめ、九州大学の麻酔科の先生方、その他今回の留学に協力くださった方々にこの場をかりて心よりお礼申し上げます。

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