2012年06月27日
国際・留学
仁済(インジェ)大学国際交流
現地では英語を使用し、「PBL」や「Skills Lab」への参加や韓国の病院見学を行いました。授業外の時間も韓国の学生と食事を共にするなど交流を深めています。
国際交流 (医学研究院のウェブサイトへリンクします。)
PBL(Problem based learning)
スケジュール帳で見返すと実に短いPBL研修でしたが、一日一日を振り返ると、あれ、この日、こんな事まで知ったのだっけ、と、内容が濃かった事に改めて気づかされます。この五日間は、間違いなく有意義だったと言えます。これからの日本での勉強、ひいては日々の生活の中で今回韓国のインジェ大学で学んできた、1スキーマを取り入れる、2授業の内容を体系的、ニューラルにまとめる、3英語での医学勉強及び英語の勉強を始める、この三つから、まずは始め、続けていきます。それが、今回この研修を企画してくださった康先生、現地で支援してくださった石先生、受け入れてくれたインジェ大学の先生方、学長先生、理事長先生、同窓会の先輩方、インジェ大学の学生たちへの、最大の恩返しだと思います。改めて、感謝いたします。
井上智博さん感想文より
Skills Lab
![]() |
臨床における実技的な能力を体験し身につけるために行われるもので、私たちが一緒に行ったのは尿道カテーテルの実習でした。最初に簡単にカテーテルについての説明が韓国語でありましたが、外国人である私たちが参加していたため学生が先生の説明を英語に同時通訳してくれて、感謝と同時に私たちと同じ年代の人がこのようなことができるという事実に驚愕しました。
次に実習室に移動し模型を用いてカテーテルを挿入する実習を行いました。ここで用いられたカテーテルは学生実習用ではなく実際に臨床の現場で用いられているものを使い、手袋や鉗子を用いるなどかなり臨床に近い実習であったように感じました。このような実習は今までに体験したことがなく、非常に新鮮で興味深いものでした。
森永 哲成さん感想文より
韓国の学生
![]() |
今回の訪問で最も驚いたのが、韓国の学生の英語力です。学生の実に3割ほどが流暢に英語を話し、残りのほとんどの学生が少し止まりながらも十分な会話ができます。留学経験者数が日本の学生より多いということもあるようですが、聞くと授業のスライドの7割以上が英語であり、従って医学専門用語もほとんど英語で学んでいるようです。中には将来アメリカで働きたくて、すでにその為の勉強を始めているという志高い学生も数人いました。
日本では英語を流暢に話すとそれだけで驚かれますし、医学専門用語もほぼ日本語でしか覚えていません。もっと私達も英語に慣れ親しみ、グローバルな視点を持ちたいと感じました。
また今回韓国に友達ができたことで韓国を気軽に訪問しやすくなったので、これから長期休みを利用して訪れ、韓国のことをより深く知りたいと思いました。
渡邊 功さん感想文より
交流について
![]() |
どれも今思うとすばらしい記憶です。
そして何より自分の力の無さを感じたこと。医学に関する知識にしろ、英語力にしろ。私自信は、いまの所は海外で医者をやっていくつもりはないけれど、海外の医学生が「いま」何を考えているか、肌で感じ取れたと思う。PBLはよくわからなくても、とりあえず夜はまた韓国の学生と交流。結局、世話人の石先生が言っていた「PBLよりも、こっちの学生との交流が大事」という言葉に収束する様なインジェ大学の一週間であった気がします。
そして康先生、このようなプログラムを提供して頂いて、本当にありがとうございました。ぜひ、部活の後輩たちにも宣伝しておこうと思います!
寺田 裕作さん感想文より