2024.10.18
医学科4年生 山﨑友梨乃さんが第10回 全国医学生BLS選手権大会 混合チームで優勝しました
2024年9月22日に東京医科大学で開催された「第10回 全国医学生BLS選手権大会」において、医学部医学科4年生の山﨑友梨乃さんが混合チームで優勝を果たしました。
この大会は、日本救急医学会が主催し、全国の医学部生が一次救命処置 (BLS: Basic Life Support) の知識と技術を競いあうものです。本年は全国から多くの大学が参加し、過去最大規模で開催されました。大会は、午前中に各大学のチームが競い合う大学対抗戦、午後には異なる大学の学生が混合チームを組んで競技する混合チーム戦の2部構成で行われました。今回の大会の混合チーム戦では、山﨑さんが北海道大学、愛媛大学の学生と共にチームを組んで見事に優勝を勝ち取りました。
九州大学からは、山﨑さん、鎌田航輝さん(医学科3年生)、日野翔太さん(同1年生)が出場しました。山﨑さんらは、KLSA(救命救急普及のための学内サークル)に所属し、救急救命措置の研鑽や普及活動に取り組んでいます。
山﨑さんからのコメント
先日、東京にて行われた「第10回全国医学生BLS選手権大会」に初めて出場し、混合チーム戦にて優勝することができました。混合チーム戦とは、今大会から始まった試みであり、当日組み分けされた3名で一次救命処置 (BLS: Basic Life Support) の手技を8分間行い、その技術とチームワークを競うものです。
全国大会の緊張のなか、KLSA部員と重ねてきた練習の成果を発揮できたことを、大変嬉しく思っています。また、チームメンバーの加賀谷崇さん(北海道大学)、名田百花さん(愛媛大学)とは初対面でしたが、短い時間でお互いの意見を共有して作戦を立て、非常に良いチームワークを築くことができました。実臨床では初対面の人と連携して医療を行うこともあると思いますが、混合チーム戦ではそのシミュレーションができたと考えています。
また、チームメンバーの2人を含め、全国の救命サークルの方と交流を行うことができました。彼らの救急を学ぶ熱意に感銘を受け、今後のサークル活動の展望を得ることができました。今後はその経験を活かしてサークル活動に取り組むとともに、次回大会での大学対抗戦や総合での受賞を目指していきたいと思います。
最後に、主催の日本救急医学会 学生・研修医部会運用委員会の方々をはじめ、チームメンバーや部員など関わっていただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。
九州大学KLSAからの大会出場者