2025.03.21
医化学分野 伊藤 隆司教授の最終講義を行いました

最終講義後の集合写真
去る2025年3月11日、九州大学医学部基礎研究A棟第1講義室にて、医学研究院医化学分野教授・伊藤隆司先生の最終講義が行われました。

伊藤 隆司教授
最終講義のタイトルは「研究者としての41年」。1984年に九州大学大学院医学研究科へ入学されて以来、伊藤先生が歩まれた研究者としての足跡と、日本および世界のゲノム科学への貢献についてご講演いただきました。
講義では、九州大学、長崎大学、カリフォルニア大学、東京大学を経て、金沢大学で研究室主催者として独立され、その後、東京大学・九州大学で研究室を運営された経歴をご紹介くださいました。一貫して独自の技術や方法論の開発に取り組まれ、ゲノミクス・エピゲノミクス・トランスクリプトミクス・プロテオミクスの各領域において、多くの研究成果を生み出されたことが語られました。また、研究の楽しさや面白さについても熱くお話しくださいました。

会場の様子
さらに、九州大学医学部の学生教育を担う教授として、未来の医療を支えるのは確かな基礎研究の積み重ねであり、若いうちに基礎研究に没頭する時間を持つことが将来の大きな財産となると述べられました。研究の道は決して平坦ではないものの、その探求心こそが医学の進歩を支え、新たな未来を切り開く力になることを強調されました。講演の締めくくりには、若い学生や医師に向けて、「挑戦を恐れず、研究の面白さを存分に味わってほしい」とエールを送られました。
最後には、九州大学病院、生体防御医学研究所、歯学研究院、医学研究院、他大学の関係者の先生方から、感謝の意を込めた花束贈呈が行われ、記念の集合写真の撮影がありました。当日ご来場いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。今後とも、九州大学大学院医学研究院医化学分野をどうぞよろしくお願いいたします。
文責・写真:岡田 悟(医化学分野 助教)
