ウォーミングアッププログラム

令和4年度ウォーミングアッププログラムの募集

ウォーミングアッププログラムは、研究室や医局で医学科、生命科学科1、2年を対象としたセミナーや訪問会を開催し、低年次から医学に触れる機会を持つことを目的としています。

 開催予定については医学科、生命科学科のウェブサイトに掲載します。参加にあたっては事前申込みが必要です。各プログラムのPDFを参考に参加を希望する研究室、医局へ直接申し込みをしてください。

  皆さんの積極的な参加をお待ちします。

 ※必ず添付PDFで詳細をご確認ください。申込先はPDFに掲載しています。

令和4年度開催

神経再生分野の最前線 ~基礎から応用的研究まで〜

  医学科および生命科学科1年生を対象に、神経再生分野の歴史や私たちの研究室で得られた最新の成果について知ってもらうためにZoomによる講義を開催します。脳や脊髄など中枢神経系の再生能力が非常に低いことはよく知られており、現代の臨床現場においても神経損傷の根治治療法はいまだ実用化されていません。本講義では、iPS細胞、神経幹細胞、神経発生、運命決定、エピジェネティクス、生体内ダイレクトリプログラミング(直接運命転換)、再生医療、をキーワードとして、基礎から神経再生に向けた応用的研究まで紹介します。課題の実施、レポートの提出などはありません。気軽に視聴していただければと思います。

開催日

11/17 (木) 14:50-15:50

開催方法 Zoomにて開催
対象 医学科および生命科学科1年生
受入可能人数 制限はありません

問合せ・参加申込先

 医学研究院・統合的組織修復医学分野 松田泰斗
 matsuda.taito.344(at)m.kyushu-u.ac.jp 
 電話092-642-6196
 https://www.lab.med.kyushu-u.ac.jp/scb/
 

ゲノムを作動させる転写とRNAプロセシングの役割

  ゲノムはどのように転写装置を作動させ、調節しているのか。ゲノム上のRNA polymerase II (Pol II) 転写装置 から合成されたばかりのRNAは、キャッピング、スプライシング、RNA切断やそれに伴うRNA分解といったプロセシングを受け、転写を終結させる。しかしながら、RNAプロセシング反応が転写中に起きることやそれぞれの反応が影響しあって複雑に制御を受けているため、その解析が難しくゲノム作動機構には未だに不明な点が多い。我々の研究室では、Pol II によるゲノム転写がどのように開始して終結していくのか、その一生を明らかにすることを目標としている。今回のプログラムでは、遺伝子発現を理解する上で必要となる、転写とRNAプロセシングの基礎的な分子機構と最新の知見を議論する。

開催日

令和4年12月27日(火)13:00〜

開催方法 馬出地区 コラボステーションII 522
対象 医学科および生命科学科1年生
受入可能人数 3名まで(定員に達しましたので募集を停止しました。)

問合せ・参加申込先

 生体防御医学研究所 腫瘍防御学分野 准教授 野島孝之
 nojima.takayuki.058(at)m.kyushu-u.ac.jp 
 092-642-6295
 https://pol2-nascentrna.net/
 

生物の形づくりの数理モデル

  我々の体は複雑な形をしています。このような形がなぜできるのか、そのメカニズムを研究するのが発生生物学という学問です。近年、生物の形づくりを数学で解明しようという研究手法が発達してきています。このプログラムは、生物現象の数理モデル化、数値計算、数理解析はどのようなものか、実際に研究の現場で出てくる簡単な例をつかって体験してもらうことを目的とします。

開催日

2023年2-3月(申し込み後に日程調整を行います。)

開催方法 遠隔で開催(状況によっては対面で行います)
対象 医学科および生命科学科1年生
受入可能人数 1名/回(各回、できるだけ少人数でじっくり教えます)

問合せ・参加申込先

 系統解剖学分野 三浦 岳
 miura.takashi.869(at)m.kyushu-u.ac.jp 
 092-642-6048
 http://www.lab.med.kyushu-u.ac.jp/anat1/

通年開催

疾患情報研究分野 ー今井 猛 ー

論文輪読会

  ウォーミングアッププログラムの一環で、学生有志による論文輪読会を行っています。担当者が発表する論文(英語原著論文)や関係する文献を読み込んで、1-2回かけて内容の紹介をするとともに、参加者で議論します。話題となっている最近の成果や技術の他、ノーベル賞の受賞対象となった昔の有名な論文などを扱う予定です。素朴な疑問に基づくブレインストーミングを大事にしています。生命科学の様々な分野の論文を読みたいと思っていますが、参加者の興味から、神経科学(基礎系)のものが多くなるかもしれません。神経科学の勉強をしてみたい方、英語の論文を(独力では難しいけど)読んでみたい方がいれば、学部1年生から大学院生、臨床医まで、どなたでも歓迎です。所属も問いません。Zoom開催のため、九大医学部以外(東大、名古屋大、筑波大、九大他学部など)の参加者も何名かいます。

  発表は主に大学院生が行います。論文って何?という学部1年生も大歓迎です。発表者にはわかりやすい発表をお願いしていますので、素朴な疑問をぶつけてください。Zoomは原則として顔出しでお願いします。

開催日

木曜日の16:30~2時間程度

学業優先のため、参加者の都合(講義日程や試験など)に応じてやらない日があります。九大医学部の試験期間中はやりません。

詳細はこちら:
https://www.lab.med.kyushu-u.ac.jp/dn/textbook2022/
初回は論文の読み方について解説をしています(資料あり)。  
開催方法 Zoom開催
開催案内はメーリングリストとSlackで行います
対象 医学科および生命科学科の学部生~大学院生まで
所属は問いませんので、九大医学部以外(他大学、他学部)の学生さんも歓迎です。

昨年の開催内容:https://www.lab.med.kyushu-u.ac.jp/dn/textbook2021/
受入可能人数 何名でも

問合せ・参加申込先

 医学研究院・疾患情報研究分野・今井 猛
 Mail : imai.takeshi.457(at)m.kyushu-u.ac.jp 
 Tel :  092-642-6090(事務室) 
 登録フォーム:https://forms.gle/paSqJSnnk8ECHuPe7
 https://www.lab.med.kyushu-u.ac.jp/dn/textbook2022/
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